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六甲の歳時記

御影石のふるさと六甲より、六甲の自然のことから日常の出来事まで、幅広くお話していきたいと思います。
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お一人お一人様のご要望に合わせて・・・
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    神戸市内某墓地に建立した墓所です。
    ご家族の中に車椅子で生活なさっている方がおいでのお施主様
    でした。ので、車椅子のままでも無理なく花を手向けて頂き、
    お線香を上げて頂けたら…、という思いで設計させて頂きまし
    た。

    通路は、左から右へ勾配がついていましたが、可能な限り通路
    との段差をなくし、止むを得ず付く段差は、石材の面取りのア
    ールが滑らかに大きくなってゆくように計算して、車椅子が楽
    に乗り入れられるように工夫しました。

    我々が「供養箱」と呼んでいるこの箱は、中にロウソクとお線
    香がお供えできるもので、風が吹いても火が消えてしまうこと
    はありません。もちろん、車椅子にお掛けになったままでもじ
    ゅうぶん届く位置になるように設計しました。

    また、ゆっくりとお墓で腰を掛けて亡きご家族と一緒に過ごし
    たいという思いから、ヒアリング当初、門柱をベンチ代わりに
    するか、というお話も頂きましたが、せっかくでしたら、ちょ
    っとした清掃用具などが置ける、物入れにしたら良いのではと
    いうご提案をしてみました。天板石の高さも、ご高齢のお母様
    が腰を掛けて頂くのに適した、“若干低め”に設計しています


    また、奥様のご意向で、全体の印象を「丸みを帯びた優しいお
    墓」に仕上げました。これはデザインの一面のみならず、幼い
    娘さんが石の角でケガしないように、という奥様の深い親心も
    あって、実現しました。

    ヒアリングの度に、お施主様ご家族と心を通わせ、最も適した
    形のお墓を納めさせて頂く…。石屋冥利に尽きます。

    「あんたに頼んで良かったよ」と、喜んで頂けるたびに、こち
    らのほうが感謝の念で一杯になります。

    この場をお借りして、お世話になりました○家の皆様に、改め
    て御礼を申し上げます。有難う御座いました 再拝
    | - | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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